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父が初めて、ガゼルを家に連れてきた時のことを覚えています。

私はガゼルに心を奪われました。
彼女は普通の馬でしたが、その瞬間私の人生は変わったのです。
それは、父が私に与えてくれた最大の贈りものでした。

ガゼルは、私に大きなよろこびを与えてくれました。
彼女は、私が馬という存在を理解することを助けてくれたのです。

彼女と一緒にいるとき、私は人間の感覚にはない、完璧な静けさの中にいました。
私が考えごとをしていると、彼女には私の考えていることがわかるのでした。
それは、繊細でシンプルで、偽りのない世界でした。

自分らしくいることを認めてもらえることは、若かった私にとって、とてもよいことでした。

それからガゼルは引退し、何年かが経ちました。
ある日、私はガゼルが野辺に横たわり、亡くなっているのを見つけました。

それでも、私は絶望はしませんでした。
なぜなら、この年老いた馬は完璧な一生を送ったことを知っていたからです。
そして、苦しむことなく完璧に死んでいきました。

ある夜彼女は旅立ち、私はまるで自分のソウルメイトが眠っているかのように感じたのです。
それは、私が彼女の死から立ち直ることを助けました。

そのあとも、私は彼女の娘や他の馬たちと過ごしていきました。

ガゼルと私の関係は特別なものでしたが、すべての馬との関係を特別なものにすることができるのです。

馬も人間と同じように、それぞれ違います。
あなたはすべての人を愛しますが、それぞれ違う方法で愛します。
私が自分の子どもたちを愛するように。

あなたは、人間の方がもっと賢いよ、と言うかもしれません。
けれども、人間はお互いに嘘をつきます。

あなたは、馬には嘘をつけません。
彼らは、それには繊細すぎるのです。

馬たちと十分に通じ合うためには、内側の穏やかさ、晴れやかさ、緊張のない状態が必要です。
ひとたびその状態になったなら、あなたは真に繊細なレベルで通じ合うことができます。

馬は素晴らしい力を秘めています。
私にとって、彼らは地球上で最も優雅なスピリットなのです。

〜ジャン・フランソワ・ピニョン

 

あまりに素敵な映像をシェアしてくれた人がいて、あまりに素敵な内容でしたので、思わずブログに載せることにしました。

ここには、私たちが日常で忘れてしまいがちな、一番大切なことが、そっとささやかれています。

ドランヴァロ・メルキゼデクは、「私のペットはアセンションできますか?」という質問に「地球上の動物たちや思春期前の子どもたちは、まったく問題ありません。アセンションに関して問題なのは、大人の人間だけです。」と答えています。

アセンション〜意識の次元を上昇していくということは、より優雅で繊細で、幼な子のような嘘のない状態になっていく、ということなのかもしれません。

 

 

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