私は現在、ドランヴァロ・メルキゼデクのスクール・オブ・リメンバリング、「思い出すための学校」のティーチャーをやっているのですが、最近友人とのメールのやりとりの中で、私がなぜこの「思い出すための学校」の先生になったのかに思いをはせることがありました。

 
あるとき「思い出す」という言葉が、私のハートの琴線にふれて響いたのです。
それはかすかな響きでしたが、確実に私の全細胞をとらえ、私の中の何かを揺さぶりました。
私の中には思い出すべきことが眠っている、と感じた瞬間でした。

そしてそれは、ジェニファー・ポサダに出逢ったときだったのです。

シアトルでおこなわれたサウンド・ヒーリング・トレーニングに集まった私たちを目を閉じたままぐるっと見まわしたジェニファーは、「うん、ここにいる何人かの人たちは、私とエジプトで一緒でしたね。」と言いながら静かに話をはじめました。
 
私たちが、ほんとうは自分が誰であるか、どこから来たのかを忘れてしまっていることや、それを思い出すときが来ていることをその美しい声で伝えてくれたのです。

そしてジェニファーは、彼女がすべてを覚えている存在であることを明かしてくれました。
彼女は、すべての過去生だけではなく、人間として存在するよりも前からの記憶を持ったままここに生まれてきたのでした。

「きっとかれらは私に忘れ薬を与えなかったのでしょう」という彼女は、幼い頃から自分の役割は忘れてしまっている大人たちに思い出してもらうこと、と自覚していたそうです。

 

私にとって「思い出すこと」は、すべてジェニファー・ポサダから始まっています。
 

何とかしてジェニファーの伝えていることを日本に紹介したかった私は、「みんなが幸せになるホ・オポノポノ」で知られる櫻庭雅文さんに相談しました。うれしいことに櫻庭さんが大変興味を持って下さり、同時にジェニファーもとても喜んでくれて、日本語版の出版が実現しました。

「あなたはすべての答えを知っている〜思い出すだけで自由に生きられる」というタイトルは櫻庭さんがつけて下さったのですが、うまいタイトルをつけるもんだなあ、と感心しちゃいました。なぜかというと、このタイトルには、まさにこの本の内容そのものがこめられているのです。

原題の “The Oracle Within” は、直訳すれば、「内なるオラクル」といった意味ですが、私たちは誰しもがオラクル、つまり記憶を保持している者である、とジェニファーは教えてくれます。けれども、オラクルについての話はまた別の機会にゆずることにしましょう。

この本の中には、思い出すということのエッセンスと、思い出すための小さな、けれどもとても重要な秘密がたくさん書かれています。

翻訳をしながら、私はジェニファーがその美しい表現で伝えてくる「思い出す」ことに深く浸っていました。

そして、この本の翻訳があと少しで終わりそう、というときに、ドランヴァロが「スクール・オブ・リメンバリング」を立ち上げたというニュースが飛び込んできて、私は激しいデジャヴュ感覚に襲われたのでした。

to be continued…

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